岩塩プレートの手入れに使えるおすすめアイテム!しっかりキレイで10回分は長持ち?!どこまで使えるの?

こんにちは、RyuMaです!
バーベキューや焼き物をするときに使う人が増えている岩塩プレート。
これだけあれば十分なほど素材の味を引き立てることから、今や多くの人気を集めています。

熱した岩塩プレートの上で焼かれた食材は格別の旨さですが、大変なのは使った後。
特に肉を焼くと脂がこげ固まってしまい、真っ黒になってしまいます。

岩塩プレートで焼くと美味しいとわかっていてもこの汚れがなかなか落とせなくて、肉などの食材を焼くのをためらってしまっていませんか?
僕も汚れ落としが大変で岩塩プレートもすぐに減って使えなくなるので、なかなか思うように使うことができなくて悩んでいました。
岩塩プレートで焼いた美味しいお肉を、家族にもっとたくさん食べさせたい。
もっとしっかりと手入れができて、長持ちさせられるような道具はないだろうか?
そう思って色んな道具を見て回った結果、僕の中でベストといえる道具を見つけたので紹介したいと思います。
何の変哲もない物ですが岩塩プレートの手入れに役に立つ道具ですので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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岩塩プレートは手入れの時に溶ける
岩塩プレートでお肉などを焼くと、脂が焦げて黒くなってしまいます。
そういった汚れをを落とす方法として、お湯またはぬるま湯をかけながら手でこするのが一般的です。
しかしこの方法では脂汚れを直接触るために手がベタベタしてしまいます。
脂汚れはなかなか落ちにくいため時間がかかり、その間かけているお湯で岩塩プレートが溶け続けていきます。
僕もそのやり方をしていたんですが、たった2回のお手入れでプレートが小さくいびつな形になってしまいました。

これだとお肉を焼くことは難しいですし、これ以上洗えばさらに溶けて簡単に崩れてしまいます。
ここまで汚れて減ってしまうと、使うのも手入れをするのもちょっとためらってしまいますよね。
ここまでひどい形にならないよう、手入れを行うにはヘラを使うのが一番です。
ヘラで汚れなんて落とせるの?長持ちなんて無理でしょ?そう思われた方もいるかと思います。
しかし、岩塩プレートの手入れに最適のヘラがあるんです。
では、どんなヘラを選んだらよいのでしょうか?
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適度な硬さのヘラで汚れだけを削る取る
方法の一つとして酷い汚れはナイフなどで削るというのがありますが、金属は岩塩プレートよりも硬いので汚れを削るとプレートも一緒に削れてしまいます。
なので同じヘラでも金属製のものは使わない方がいいです。
とにかく汚れをしっかり落としてプレートを長持ちさせるには、岩塩より柔らかく適度な硬さである必要があります。
色々使ってみた結果、ベストなヘラがこれ。

井上工具さんというメーカーが出している
「INOUEカーボンはがしヘラ40mm」
硬さといい大きさといい岩塩プレートの汚れを落とすにはピッタリの物です。
僕が選んだのは手頃な40mm幅の物。
ホームセンターでなどで売られていて、価格は¥200程度でした。
使ってみると多少の力はいるものの、汚れがとにかくよく落ちる。

先端がナイフのように鋭くなっていますが、岩塩より硬くないのでプレートを削ることはほとんどありませんでした。
使い方はシンプルで、とにかくヘラで汚れを削り取るだけです。
汚れを落とした後の岩塩プレートを見比べてみても、すり減ってるかどうかもわからないほどです。
しかし、岩塩プレートは消耗品です。
このヘラで手入れをした場合でも消耗品である以上、多少なりともすり減ることが考えられます。
そこでこのカーボンはがしヘラで汚れ落としをした後のプレートの厚さを測り、1回でどれくらい減るのものなのか調べてみることにしました。
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手入れ後のプレートはどれだけ減っている?
岩塩プレートを3枚用意し、その内2枚は焼き物をしてヘラで手入れをしてみました。
左が新品、真ん中が手入れ1回目、右が手入れ2回目の物です。

では3枚それぞれの厚さを測ってみたいと思います。

ちなみに岩塩プレートは1枚1枚を手作業で切り出して加工しているため、新品でも厚みに多少のばらつきがあります。
なのでプレートを真ん中から右と左に分け、それらを上中下とさらに分けた合計6カ所の厚みを計ります。

そして計った平均値をそのプレートの厚さとし、それぞれを比べてみることにします。
プレートの厚みを比べた結果
ヘラを使って手入れをしたプレートを新品のと比べてみた結果、ほんのわずか厚みに差がありました。
新品 | 手入れ1回目 | 手入れ2回目 |
![]() | ![]() | ![]() |
厚み ① 11.4mm ② 11.9mm ③ 12.0mm ④ 11.2mm ⑤ 11.9mm ⑥ 11.7mm 平均 11.7mm | 厚み ① 11.4mm ② 11.3mm ③ 11.7mm ④ 12.2mm ⑤ 11.7mm ⑥ 11.4mm 平均 11.6mm | 厚み ① 11.7mm ② 11.4mm ③ 11.2mm ④ 11.4mm ⑤ 11.1mm ⑥ 11.2mm 平均 11.3mm |
手入れをすると減っていくことは、なんとなく予想通りの結果でした。
しかし、その測った数字を見て僕は驚きました。
新品と2回手入れをしたプレートの厚みの差が、なんとわずか0.4ミリ!
1回の手入れで0.2ミリしか減っていないことになります。
これって誤差の範囲じゃないかと思ったのですが、数字を見ると1回目も2回目も新品よりも減っています。
それでも汚れをしっかり落として、減ったのは手入れ1回あたりたったの0.2ミリ。
多めに考えて1回の手入れで0.3ミリ減るとしても、10回の手入れでも3ミリしか減りません。
新品の厚みが10ミリから12ミリくらいまでありますから、最低でも7ミリ以上は残ります。
今まですぐダメになって諦めていた岩塩プレートですが、この減り具合なら遠慮なく使うことができますね。
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岩塩プレートはどれくらい使える?
岩塩プレートを長持ちさせたとして、一体どれくらいまで焼き物用として使うことができるのでしょうか?
今回紹介した手入れ方法だと、10回手入れをしてもまだまだ使えそうです。
しかし焼き物用として使うのに必要な厚さはどれくらいなんでしょうか?
これは調べてもネット上のどこにもその情報はありませんでした。
なので岩塩プレートの製造メーカーに、直接聞いてみることにしました。

メーカーからの回答によると岩塩プレートが焼き物をするのに使える厚さについては、特に決まっていたりおすすめがあるわけではないようです。
プレートを使用する際は厚さよりも、肉などを焼ける形を保てるかどうかの方が重要だということでした。

確かに厚さは十分でも、割れてしまっては焼き物はできませんからね。
手入れの方法についても教えてくれましたが、これはお湯をかけながら手でこするといったやり方でした。
小さくなったあとは入浴時に浴槽に入れても使えると回答をもらいましたが、汚れをしっかりと落とさないと油が浮いてきそうですね。
お湯でしっかり洗った後に、はたして入浴に使えるほど岩塩が残っているのか?僕は疑問でした。

なのですり減ったり割れてしまった岩塩プレートは、適当に砕いて調味料の足しにする方が個人的にはおすすめです。
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まとめ
岩塩プレートの手入れにはヘラを使うのがベスト
汚れ落としにおすすめの道具は、INOUEカーボンはがしヘラ40mm(ホームセンターだと¥200前後)
岩塩プレートはほとんどすり減らず、焼ける形を保てれば10回分は長持ちする
今まで脂汚れを気にしてしまい、お肉などを焼くのをためらっていました。
でもこれなら遠慮なくたくさん焼き物ができ、楽しみが増えること間違いなしです。
みなさんも岩塩プレートのお手入れには、このカーボンはがしヘラを活用してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。